祝いのごはんのご案内2017.1.8(日)まで
月のうさぎ正月料理一品ごあんない
天然干し豆柿のこと(秩父地方ではアモメと云うそうです)
山に自生している小さい柿が、枝に残ったまま陽に照らされ、
霜にあたり、寒風にさらされて、干柿になります。
山に食べものがなくなった頃、アモメは甘く甘くなり、
そして、鳥、小動物の食べものに。
少し前までは、山で遊ぶ子供たちのおやつでもあったそうです。
種は多いのですが、皮のまま食します。
ひと口できっと、甘みと柔らかな口当たりに驚かれると思います。
おいしい食べものという小さい視点を越えて、
山と季節の循環の恵みそのものに感謝したいと思い
今年も正月料理の一品としてお出しいたします。