2014年 祝いのごはん

えびしのこと・・・小麦粉の中に青のりや山くるみ、
          みかんの皮、トウガラシ、ごまなどを入れて、
          練り上げ蒸したもので、味はしょうゆ味です。
          かって、秩父地方のお祝い時に作られ食べられたそうです。
          今でも谷間の集落では、お茶うけに各家庭で作られている伝統食です。
          月のうさぎでは、2011年に秩父市馬上の集落で教えて頂き、
          それ以来、冬のお料理に口取りとしてお出ししています。
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大晦日のごはんのご案内

銀杏のこと・・・ 口に入るまで手間暇かかるたべものの一つですが、
          季節になると、ストーブの上に何粒か転がして
          ひとつひとつ味わいながら、冬を想う食べ物です。          
          ス-パ-ではいつでも手に入る食材ですが、
          翡翠色の色味も、もっちりとした歯ごたえも
          今頃の季節が一番おいしいです。
          
          今年はたくさん採れたので、
          夕ごはんの後、ストーブの前で 
          夜な夜な皮むきをしています。
          豊かで、幸せな時間です。

          お粥にも飛龍頭にも、
          大豆団子にも、
          味噌炒めも美味しいかも・・・と
          思案中です。
                                      

          

季節限定かりんの葛湯

今年はかりんの実生りが良く、
毎年ののように作る蜂蜜漬けの他に、
薫り高いジャムを作りました。
薄く皮をむいて、実を小さく切って、
水と砂糖で、ただただひたすら煮詰めます。
シフォンケ-キに付け合わせてもおいしい!

写真はかりんの葛湯です。
身体を芯からあたためます。

月のうさぎ定食12.19(金)~23(火)

四季のごはん 秩父地方の冬ごはん

もろこしは秩父の奥り 千鹿谷の集落で作っているものを分けて頂いています。
千鹿谷では、少し前まで普段の食事に、お米に混ぜて使っていたそうです。
今では、もろこしまんじゅうによく使われています。

もろこし粥は、冬の寒さをしのぎ、身体を芯から温める食事です。
月のうさぎでは、伊賀焼の土鍋を使って、直火でゆっくり炊き上げています。
木の蓋を開けた時の、雑穀の甘い香りの湯気ももちろんご馳走です。
簡素ながら滋味豊かな副菜も添えました。
2月末までのメニュ-です。
どうぞ、お試しください。
(副菜は、採れる野菜で変更することがあります。ご了承ください。)

四季のごはん 12.12(金)~12.16(火)

季節の冬みかんスカッシュ 

シンプルに、冬みかんだけでスカッシュを作りました。
みかん色の泡がかわいく、優しい味です。
みかんは東秩父村大内沢産です。

おすすめ 自家製チャイ

タイの食堂にならどこにでもある香辛料を叩きつぶす石臼。
この石臼を使う時の幸せな気分は、
まず、香辛料をつぶす時に放たれる瑞々しい香りと、
つぶす時の背中に、どこかの国のおばさんの香りがするからだと思います。
もちろんおばさんは、生きる力に満ち溢れていて、私もそうあるのだとうれしいのです。