月のうさぎの庭

0-08.JPG2014.4.21
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046.JPG2014.5.13
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小桜草とスタッフの履物
小桜草は、2年前から近所のNさんが
月のうさぎの周りにいろいろな花を植えてくれていて
そのこぼれ種がたたきの隙間に花を咲かせました。


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横田農場の5種類のレタス。花のように美しく健やか。6月半ばまで楽しめます。
043.JPGコリアンダ-の花。
045.JPGメダカと水藻の花。
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欄とドクダミ。月のうさぎがココに来る前から蔵の住人。

雪の後しまつ。蔵の修理風景。

2014年2月の大雪で、月のうさぎの蔵も雪と一緒に屋根の瓦が落ちて、
雨漏りがするようになってしまいました。
秩父地方は、2月の大雪で、屋根瓦が落ちた家が多く
瓦職人さんは大忙しだそうで、順番待ちの家がたくさんあります。
手洗い所のシャワーのような雨漏りに、月のうさぎは待ち切れず、
梅雨にいよいよ入るかなあという前の6月3日に
知り合いの大工さんに修理をお願いしました。
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手洗い所のある下屋の瓦。雪と一緒に落ちて3ヵ月。手洗い所は雨が降るとシャワ-のよう。
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下屋全体の点検。
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泥を取って、瓦をはめ込み直しているところ。
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大屋根から雪が落ちて、ずれた下屋の根元に、土と割れた瓦を入れ込んでいる。
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トンネル状の瓦を、筍というそうです。
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大屋根も点検。下屋のない側の大屋根は雪止めが雪と一緒に落下しました。
大屋根も割れてしまった瓦やはねた瓦を替えました。

ついでに、蔵にからんだ蔦を洗い出しの所までで選定。
夏の暑さから、蔵を覆う緑の蔦が涼しい空間を作ってくれると思います。

2月の仕事

まず、バインダ-を開いて「あった、あった」から始まる私の味噌作りは、
二十歳の頃、国立市にあった有機八百屋さんで習った作り方です。

味噌作りのための数字がいっぱい書いてあるそのレポ-ト用紙は、
もう40年も活用していますので、それこそ茶色く変色もしてお味噌の匂いもしています。

大豆は雑菌がつきやすいので、寒仕込みと決まっていて、
スト-ブもつけないで、手を真っ赤にして1日かけて味噌を仕込みます。
夏を超えて食卓に上るのは、味噌が赤く、塩っ気もまろやかになってからの5年後ぐらいです。
今、月のうさぎで蕗味噌に使っているのは、8年越しの麦みそ。
時間が作りだすおいしさは格別です。

何年たっても、教科書が手放せないのは、農作業も同じようです。
本を見ながら種まき、定植。
隣のおじいちゃんが風除けを立てると、「あっ、私もしなくっちゃ」と、いつも一足遅れです。

きょうはジャガイモの植え付けを、本を片手にがんばりました。
「季節と共に生きる」は、わたしの場合、まだまだ見習い中です。