月の畑から(日々の描きとめ) 月のうさぎのごはんは宛名のない手紙です。

月の畑から(日々の描きとめ)
月のうさぎのごはんは宛名のない手紙です。

月のうさぎのごはんは、
シンプルな調理法と
素材の持つ個性、
硬さ甘み、香りを大切にして作っています。

そして、
できるだけこの地で採れたもの、
育てられたものを素材にしています。
私たちの体を構成するものだから
鮮度は大切なこと。

そして、
季節とともに育ったものを食することも。
季節の廻りとともに生きてきた私たち「ひと」にとって、
無理なく体に沿うものだから。
この季節、太陽と土と水とから生まれたものを余すことなく
食べたいものです。

今の時代に「暮らしを小さく」していくことでしか
見えてこない未来について、月のうさぎは食事という形で
あて名はありませんが、お手紙を出し続けています。

月のうさぎのごはんが「おいしい」と思う方には
きっと季節の摂理が、体の中に廻っている
ということだと思っています。
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